大概の問題は移民受け入れで解決する

mainichi.jp

 

って記事がSNS上でかなりの非難を浴びているようで。

 

  • 何が言いたいのか分からない

 

っていう、記事自体に対する批判もあるものの大概は

 

  • 残飯処理、時給1,500円、8時間労働できっちり1時間休憩って高待遇だぞなに文句言ってんだ俺なんか・私なんか老人の下の世話とかもっと悲惨な仕事で、もっと時給は安い

 

といった「ワガママ言うな」的な内容だった。

 

ただ。欧米先進国であればそういった仕事は移民がするんだよね。

 

日本が抱える大概の問題は移民受け入れで解決する

いまの世界は知識労働者が富のほとんどを得る状態になっているので「知的水準の高い人は知識労働をする」「そうじゃない人は頭を使わない単純労働、肉体労働をするしかない」わけで、大学まで出ている人(上記記事の女性も大卒)が残飯処理やトイレ掃除、老人の下の世話なんかしないといけない日本がどうかしている、って考えるべき。

 

で、これに限らず日本が抱える問題の多くは移民受け入れで解決すると思ってる。

 

移民を受け入れて単純労働、肉体労働は移民の皆さんにしてもらえば、日本人は知識労働に専念できるんだし、移民が増えることで「人口増」「空き家も埋まる」「不動産価格も上がる」「税収も増える」。メリットが沢山です。

 

治安が悪化する?

デメリットがそれくらいならメリットの方がはるかに大きいと思いますけどねぇ。

 

私が特に不思議なのは、すでに家やマンションを買ってしまってるサラリーマン世帯が移民に反対してることです。今のままだと20年後30年後にはほとんど無価値になるその不動産。移民を受け入れることで価値が維持できる・もしかしたら上がるかもしれないんですよ。

 

バブル以降の日本は「あれは嫌だけど これも嫌」って決断を先延ばししてズルズル沈みつづけて「失われた30年」になってしまったけれども、移民問題もその一つですよね。

 

日本人って「辺り一面焼け野原」みたいな状況にならないと思いきった決断をしない民族だけど、そろそろ何かやらないとマズいんじゃないかなぁ。。

 

おわり。